「役割」を離れたら、あなたはどんな人なんだろう?

 

「役割」との同一化を離れて、「個」としての自覚を持ち、自分を生きる。

これが、今の時代「きている」流れです。

つまり、社会的な「着ぐるみ」を脱いだ「中の人」の自分て誰よ?

ということ。

「中の人」で生きようよ?

ということ。

そんな流れがどんどん進んでいます。

まずは家に埋もれた女性から

ここ数年、女性たちが「自分」「わたし」に目覚めてきています。

つまりそれっていうのは「これまで」の反動でもあって。

これまでの時代は、「嫁として」「妻として」「母として」みたいな「役割」にどっぷり埋もれて、家族のため人のため・・・って生きることがスタンダードだったから。

それをやるためには、我慢を積み重ね、「自分」なんてものはどこかに追いやって生きる必要がありました。

おかげで、昔のお母さんたちっていうのは、「自分が何が好きで何がしたいか」なんてサッパリわからなくなってしまって、いつも「しなきゃ!やらなきゃ!たいへんだー!」と言って苦労を背負い込んで生きる人がとても多かったわけです。

それがいい/悪いじゃなくて、そういう時代だったんです。

だからこそ、これからの時代はもうそれ終わりだよね!?っていう機運が高まり、「ああいうお母さんみたいな生き方、私はしない」と思った娘たちの世代。

「私の気持ち」「私はどうしたい」を取り戻そうと、まずは女性たちが自分の内側に向かうということをし始めたのです。

心理学やスピリチュアルの分野に圧倒的に女性が多いのも、そうした理由があるからだと思われます。

次に雇われ男女

そして、ここ10年くらいで流行りだした「やりたいことやろうぜ」「好きなことで食っていこうぜ」ブーム。

独立起業、ノマドワーカー、ギグワーカー

ブロガーやユーチューバーなどの新しい職業、

複数の肩書きを持つスラッシャー、女性起業家や自分ビジネス・・・

男女問わず、会社をやめて「雇われない人生」を選んだり、昔ながらの「役割」から脱出して自分を生きようとする人たちも、この数年で増えてきました。

この流れは基本的に、「雇われる側」だった人たちがその枠から出ようとするムーブメントだったように思います。

これもやはり、「役割」を離れて「自分/個」としての自己実現を志向するものですね。

 

というわけで、「脱役割→個として自分を生きる」の潮流は、家に埋もれた女性たちにも、雇われる側の男性・及び女性たちにも打ち寄せてきて・・・

そして?

これからの時代

次は誰?

そして次は社長さん

はい、社長さんではないかと。

え?雇う側なのに?

なんかピンとこない?

かもしれませんね。

特にオーナー社長さんなんかだったら、自分で起こして自分でやってる会社なんだから、自分の好きにしてるんじゃないの?なんて思われがち。

でもね、実際そうでもない人って大勢います。

 

やりたくてやってるわけじゃない。

好きにできるわけじゃない。

そんなに楽しいわけじゃない。

そもそも二代目さんとかの場合、そういう気持ちを抱えている方も多いです。

創業社長さんだって、よくわからなくなることもあります。

そりゃあ最初は情熱持って夢中でやってた頃もあるけど、続けるうちに会社の質も方向も変わっていった。

何より自分の気持ちが変わってきた。

何のためにやってるのか、なんだかわからなくなった。

もうやめてしまいたいと思ったり。

・・・そんなことだってあります。

 

けど、社長だから。

社員のみんなの人生を背負ってるから。

家族のみんなを背負ってるから。

社員を、家族を、幸せにしないといけないから。

投げだすことは絶対に許されない。

辛くたって何だって、社長の自分がやめるわけにいかないじゃないか。

そんな思いで日々、重責を背負いながらふんばっているのが社長さんたちなのかもしれません。

実は「自分」がズタズタ

そうするとね、社長だってやっぱり「自分」ていうのが、なくなってたりするんですよ。

人のため、お客さんのため、取引先のため、業界のため、社員のため、家族のため・・・

そんなことばかりに奔走して、「自分のため」がわからなくなる。

それどころか、自分には人一倍厳しかったりします。

そうでないと成長しない!とか言ってね。

苦しんでこそ磨かれるのだ!とか言ってね。

まだまだまだまだ!!!🔥🔥

 

そうやっているうちに、実は深いところで「自分」がズタズタだったりする。

それだったら実は、昔の「人のため家族のため」と言ってわが身をすり減らした女性たちと、本質において変わらないということになります。

女も男も、役割同化の「旧時代」の生き方ということですね。

 

実のところ、「社長」をやっている時は、義務と責任ばっかりで全然喜びがないという人も多いようです。

やるべきことはやってるけど、心が、魂がべつに喜んでない。

むしろ本当は不安でいっぱい。

けどそんな弱音を吐くわけにいかない。

だからこそ、会社の外では特別な趣味やゴージャスな遊びで「喜び」を作り出し、それでとりあえず満たされてバランスしている人も多いのでしょう。

仕事は役割と義務と責任。

プライベートでやりたいことやって発散。

つまり「仕事人・私」と「人間・私」がパッキリ分裂してしまうのね。

 

昔はそれで回っていたかもしれない。

仕事ってそういうもんだろ? って、みんながそうやっていたしね。

でもこれからの時代は、その分裂がどんどん精神的にキツくなっていくだろうと思います。

魂が満たされていないことに、気づいてしまう人も増えていくでしょう。

そろそろ、切替時かもしれません。

 

もともと馬力のある方たちですから。

それだけの責任を背負って進めるだけの馬力に加えて、はじけるような魂の喜びが一本化したなら、どれだけの成果が作れるでしょうか。

どれほどの幸せを創造できるでしょうか。

その幸せを、どれほどの人たちが享受できるでしょうか。

 

今という時代の流れは、枠がどんどん緩んでいるので、そんな根本的な見直しや切り替えも可能になってきていると思います。

思考の枠を外して、魂が喜ぶ仕事へ

ですから、結局のところ、男女問わず、職業問わず、役割という「着ぐるみ」を脱いだら、「中の人」のあなたはどんな魂なんだろう?

その「中の人」は何が喜びで、この世界に何を望んで、何を実現したいのだろう?

そこに立ち戻る時かな、と。

 

その「中の人」とはつまり、魂のことです。

自分という魂が本当に喜びとすることを、実現していく。

その力を行使して、この世界になんらかの光を灯していく。

それを「ミッション=使命」といってもいいでしょう。

ミッションというと大それたことみたいだけど、要は「この自分だから」という軸を自覚し、その色を際立たせる生き方、ということです。

 

ここまでがんばって何かを成してきた力とエネルギーがある人こそ、このシフトを起こしたらすごいことになると私は考えています。

そのためには、まずは頭のシフトから。

無自覚に刷り込んできた「これまでの当たり前」という枠を外していくのです。

その枠から、自分の思考を解放してみるのです。

それを、ビリーフのリセット、といいます。

今まで当然としてきた「役割」との同一化を離れてみたら、私は何を感じる、どういう人なんだろう?

 

そんな問いから、きっと全く新しい地平が広がっていきます。

 

 

 

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この記事を書いた人

大塚 あやこ

大塚 あやこ

人生転換の専門家・心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット心理学®」を提唱し、がんばっているのに生きづらい人や、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。
 
活動7年で延べ4,000名以上の人生を好転させてきた他、カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎淨音堂株式会社代表取締役

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